犬の口臭ケアグッズおすすめ人気ランキング【2025年】愛犬の口の匂いを消す方法

「お口のケアをやってみたけれどうまくできなかった。」
「歯ブラシに挑戦したのに口臭がなくならなかったのはなぜ？」

このように、愛犬の口臭に悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。犬の口臭は放置すると歯石や歯周病などの健康問題につながる可能性があります。口臭は深刻な病気が潜んでいるサインかもしれません。

わんちゃんの口臭対策や予防には、日頃のお口ケアが大切。臭いのもとがどこから来ているのか知ったうえで正しくケアしましょう。

本記事では、効果的な犬用口臭ケアグッズをランキング形式でご紹介します。初めてケアを始める方にも使いやすい商品から、頑固な口臭をしっかり除くアイテムまで幅広く取り上げました。

お口のにおいの原因や種類についても解説していますので、グッズ選びの参考にしてください。愛犬とのスキンシップがもっと楽しくなる口臭ケア方法がわかります。

犬の口臭ケアグッズタイプ別おすすめ人気ランキング

犬の口臭の原因として最も多いのは歯周病と言われています。3歳以上の犬では約8割が罹患しているというデータもあります。

参考：犬の歯周病原菌数と歯肉の炎症の経時的変化について

他にも歯垢や歯石の蓄積、あるいは乾燥や食事などにおいの原因は実に様々です。毎日口臭ケアを心がけ、わんちゃんの口の健康を保ってあげましょう。

最近では歯磨きが苦手な子にも使いやすい口臭ケアグッズが多く登場しています。ふだんのごはんや好きなもの、お口の状態に合わせて選びやすくなっています。

さまざまな製品の中からタイプ別におすすめのケアグッズをご紹介します。愛犬が心地よく感じて、飼い主さんも使いやすい口臭ケアを選んであげましょう。

ごはんが好きなわんちゃん向け手軽なふりかけタイプ

歯磨きを嫌がる犬でも無理なく取り入れやすいのが、ふりかけタイプのケアグッズです。日頃の食事やおやつにさっとふりかけるだけで口腔ケアができます。

ごはんが好きな子なら、食事と口腔ケアを一度にできるので手間がかからない点もうれしいですね。価格帯も1日あたり100円程度のものからあります。

各製品には腸内環境を整える善玉菌など、体の内側から働きかける成分が配合されています。ふりかけタイプの口臭ケアは歯みがきのように目に見えて歯垢が取れるわけではありません。

即効性を期待するのではなく、毎日使って歯磨き習慣がないわんちゃんをサポートしてあげましょう。アレルゲン不使用と明記している製品もありますが、念のため成分表示をよく確認し、初めは少量から試してください。

「お口のふりかけ」は専用ミルで削ってごはんにかけるだけ

「お口のふりかけ」は、獣医師とペット栄養管理士が共同開発した犬猫用の口腔ケアサプリメントです。専用ミルで粒を削り、いつものごはんにふりかけるだけで、手軽にデンタルケアできます。

小型犬なら1日あたり0.4kcalと大変低カロリーなので、体重管理が気になるわんちゃんにも安心してあげられます。ラクトフェリンや乳酸菌、なた豆などの成分が口臭や歯垢の軽減をサポートしてくれます。配合されている成分はいずれも無添加ですから安心して続けられます。

チキン風味でとてもおいしいので食いつきも良く、歯みがきが苦手な子にもおすすめ。歯みがきが好きな子にも口臭ケアのサポートとして取り入れてもよいでしょう。

「うちのおくちサポート」はこだわりの天然由来成分使用

天然由来成分にこだわって作られた「うちのおくちサポート」は、気になる口臭や歯垢などをごはんなどにふりかけるだけでケアできます。毎日わんちゃんにあげるものですから、できるだけ体によいものを選びたいですよね。そんな飼い主さんも満足できるのがうちのおくちサポートです。

ビフィズス菌粉末などの腸内環境を整える成分も配合されており、体の内側から口臭の原因に働きかけます。ごはんにふりかけるだけでよいので、歯磨きが苦手な犬やシニア犬にも使いやすいのが特徴です。

「マウスクリーンパウダー」は口腔の健康に配慮した食べる粉末歯磨き

「マウスクリーンパウダー」は、グロビゲンPGや納豆菌などの口腔内で消化されやすい酵素とフェカリス菌などの特殊乳酸菌を配合した食べる粉末歯磨きです。グロビゲンPGは歯周病菌に強いので、わんちゃんに歯垢ができて悩んでいる飼い主さんにもおすすめです。

歯垢の付着を防ぎ、口内環境を改善するだけでなく、腸内環境も整えてくれます。普段のフードに混ぜる、湿らせたガーゼに染み込ませてわんちゃんの歯を拭く、飼い主さんの指につけて塗るなど、様々な使い方ができます。

「CiNAG（シナジー）」は口内・腸内のフローラを整えるふりかけタイプのサプリ

CiNAG（シナジー）はふりかけタイプのサプリで、口内環境を整える役割を果たします。10種類の酵素とマルチビタミンを配合し、体内の健康と口臭予防を同時に行えます。

ふだんのごはんにちょい足しするだけでなく、歯に塗る使い方もできるので、歯磨きが苦手なわんちゃんもそうでない子にも使いやすいでしょう。

無添加にこだわっており、人工的な甘味料や香料などを一切使用していませんので安心して愛犬に与えられる点も特長です。エイジングケアサプリですのでどの年齢のわんちゃんも使えます。

「このこのふりかけ」は無添加ヒューマングレードで安心

「このこのふりかけ」は、素材にこだわった無添加のお口ケアです。ナタマメやたまご、納豆などの素材は人間向け食品と同じ基準で作られているヒューマングレードで、毎日あげても安心感があります。

このこのふりかけは低カロリーですが、わんちゃんが大好きなたまごボーロ風味ですので、ほかのサプリとは食いつきが違います。

いつものごはんにふりかけるだけでなく、おやつ代わりとしてそのままなめても使えますので、継続しやすいでしょう。

「ミペロ」はごはんやお水に混ぜるだけで簡単口内ケア

HUGME株式会社の「ミペロ」は、1日2回、普段のフードやお水に混ぜるだけで簡単にわんちゃんの口内ケアができます。歯みがきを苦手としているわんちゃんにも使いやすくて、飼い主さんも無理なく継続できます。

ミペロは、ヨーグルトパウダー、シャンピニオンエキス、難消化性デキストリンなどを配合しています。

保存料や着色料は一切無添加で、幼犬から老犬まで犬種を問わずあげられます。わんちゃんの体内から整えるサプリですので、現在口臭などでトラブルがない子も予防的に使用しても問題ありません。

「キュアペット」は口腔と腸内環境を同時に整えられる

「キュアペット」は、クマザサなどの成分で口腔の環境を整えるだけでなく、16種類もの乳酸菌が配合され腸内環境を整える効果もあります。

においの元が口内だけでなく体内にある場合にも、しっかりとケアできるサプリです。わんちゃんのストレスにならないケア方法を探している飼い主さんに最適でしょう。

愛犬の健康を維持し、免疫力を保つ犬用健康食品ですから、毎日のフードと合わせて美味しく食べながらお口や腸内をケアできます。

「ロコミナ・Rocomina」は高性能の乳酸菌で腸内環境を整える

中央源平薬品の「ロコミナ」は、乳酸菌で腸内の環境を整えて臭いを防ぐサプリです。ロコミナの乳酸菌は高性能なものが使用されているので、体内からのにおいが気になる場合もしっかりとケアしてくれるでしょう。

わんちゃんのお腹の健康を維持したうえで口臭も抑えていく効果が期待できます。オランダ産ヤギミルクの高い栄養成分で、臭いだけでなく毛ツヤの維持やダイエットなどをサプリでまとめて管理したい方にもおすすめです。

「サイペット オーラルガード」はグロビゲンPGが主成分のふりかけタイプデンタルケア

「サイペット オーラルガード」は、グロビゲンPG（卵黄粉末）を主成分としたふりかけタイプのデンタルケアです。

グロビゲンPGは、歯周病原因菌が分泌する酵素を抑止するので、気になるわんちゃんの口腔をしっかりとケアできます。他にも乳酸菌やラクトフェリンなどが配合してあり、体内からケアできるのもメリットです。

個包装ですので使用の都度量る必要もなく、ごはんなどにさっとふりかけて使えますので忙しい飼い主さんにもぴったりでしょう。

「ラブリービー・LovelyB」はブリス菌配合の使いやすいサプリ

「ラブリービー」は、ブリス菌という善玉菌を含んだサプリメントです。お口の健康を維持するだけでなく、腸まで届いて免疫力や抵抗力を保ちます。

ヒューマングレードの食物繊維とオリゴ糖も配合されており、体内からわんちゃんの健康をサプリがトータルでサポートしてくれます。

無味で無香料なので、においに敏感なタイプの子もしっかり食いつきます。ごはんにかけたり、粉末のままなめさせたりと使いやすいので簡単に続けられます。個包装ですから、お出かけ時にも持っていきやすいのもうれしいですね。

「あいこな」はモリンガ含有の健康補助食品

「あいこな」は、総合的な健康サポートを目指すふりかけタイプの栄養補助食品です。チキンエキス、ビール酵母、モリンガ末、サメ軟骨エキス末などわんちゃんの健康をしっかりサポートする成分が配合してあります。

使い方は毎日のごはんにスプーンでふりかけてあげるだけですので、忙しい飼い主さんも手間がかからず、継続もとても簡単です。

ビール酵母などの配合成分がわんちゃんの食欲をそそり、ごはんに混ぜてもしっかり食べてくれます。

デンタルジェルは口内に成分が留まりやすいのがメリット

犬の口臭ケアグッズのジェルタイプのものは、歯や歯茎に直接塗布でき、配合成分が口内に留まりやすいのがメリットです。

ジェルタイプは犬用の歯ブラシや指サックに付けて磨いたり、気になる部分に直接塗ったりと、使い方も色々。口元や歯、歯茎を触るのを嫌がらない子にはとても使いやすいでしょう。

歯垢を分解する酵素や、口内環境を整える成分、殺菌作用が期待できる成分などが製品によって含まれています。歯磨きとの併用でより高い効果が得られますが、歯磨きが難しい場合でも、ジェルの塗布や舐めさせるだけで一定の効果も期待できます。

中にはフレーバーが付いていて、犬が嫌がりにくいよう配慮されたものもあるので試してみるとよいでしょう。

「ドクターデンタルワン」はビーフ味のなめる犬用デンタルジェル

サンテミナ株式会社の「ドクターデンタルワン」は天然由来成分にこだわった、なめる犬用デンタルジェルです。

植物由来の成分を使っていますので、安心して使え、お口と体全体をケアできるグッズです。おいしいビーフ味ですから、高齢のわんちゃんも食べやすく、またどの犬種にもあげられます。

ガーゼや指で塗布するジェルならではの使い方以外にも、直接なめてもらう、おもちゃに塗っておく、フードとあげる、歯みがきの後にジェルでブラッシングといった使い方ができます。

「ドクターワンデル＋カンデルセット」は口内環境を整える成分を含む

「ドクターワンデル」は、株式会社ライブナビが販売する犬用デンタルジェルで、ヒト脂肪幹細胞培養上清液やシソエキスなど、口内環境を整える成分が含まれています。

「カンデル」というナチュラル牛皮にドクターワンデルをのせてあげるセット使用により、より効果的なケアが簡単にできます。噛みがき（かみがき）ができるので、歯垢のかたまり除去の効果も期待できるでしょう。

すぐに固まってしまい、できるとなかなか取れないわんちゃんの歯垢を、カンデルなら効率的に絡めとります。

「ブレスワン」は歯みがき嫌いなわんちゃんにもおすすめ

『ブレスワン（Breath Wan）』は、株式会社ライブナビが開発した歯みがき嫌いなわんちゃん用デンタルケアジェルです。獣医さんの監修により無理なくデンタルケアを続けられるように作られています。

口臭や歯垢・歯石を予防できるだけでなく、腸内環境を整えるクリスパタス乳酸菌やフードでは摂取しにくいスイゼンジノリなども配合されています。

とにかく歯みがきが苦手な子は、まずはジェルを舐めさせるところからスタートし、付属の指サックに少しずつ使っていくとよいでしょう。最終的に歯ブラシまで使用できるようになれれば理想的です。

「ベッツドクタースペック デンタルジェル」は獣医師と共同開発した商品

ライオン株式会社と獣医師が共同で開発した「ベッツドクタースペック デンタルジェル」は、動物病院専用オーラルケアシリーズの歯磨きジェルです。

明日葉ポリフェノールを配合し、お口の健康維持をサポートしています。明日葉に含まれるカルコンは、他の野菜には見られない特有のポリフェノールです。

ジェルは食べられる成分ですからすすぎは一切不要、歯の周りに長く留まる使いやすいジェルタイプなので歯みがき好きなわんちゃんにぜひ毎日使ってあげてください。

「オーラルピース フォーペット」はネオナイシン-e®配合で口腔の健康を保つ

「オーラルピース」は、「ネオナイシン-e®」配合で、水と植物由来成分で作られた口腔ケア健康ジェルです。化学合成成分を一切使わず、合成保存料、合成殺菌剤も含まれていません。

やさしくさわやかな味で、やわらかく無色透明のジェルですから、わんちゃんも嫌がらず毎日の歯みがきにずっと使えます。

歯ブラシや指サック、ガーゼで塗布するだけでなく、飲み水に溶かして飲ませても効果は期待できます。使用後口内のすすぎは不要です。

「歯にマヌカ」はマヌカハニーを50％使用のおいしい歯みがきジェル

株式会社フラッペの「歯にマヌカ」は、マヌカハニーが主成分の食べられる歯みがきジェルです。マヌカハニーを50％も使用しているので、コクのあるおいしいはちみつの味です。

ジェルをお口に入れるだけで口内をケアできるので、歯ブラシが苦手な子はまずは舐めることからスタートしてください。歯みがきが得意な子は、歯ブラシで磨いてしっかりケアしてあげましょう。

天然成分のみ使用していますので、大切なわんちゃんに毎日使用しても安心です。

「デンタアニマル」は14種類の天然成分を配合

健商が提供する「デンタアニマル」は、獣医師が監修した犬猫兼用のジェルタイプのデンタルケア製品です。ヒト幹細胞培養液やリべチン含有卵黄粉末、ナタマメ種子エキスなど14種類もの天然成分が口臭の原因にアプローチし、歯垢除去をサポートします。

食後に指にぬってなめさせる、歯磨きシートと一緒に、歯ブラシや指サックでの使用ができます。またどうしても苦手な子はお水に混ぜればよいので、毎日の習慣に取り入れやすく、愛犬の歯と歯茎の健康を保てるでしょう。

「KINS WITH デンタルジェル for dogs」は口腔内の菌バランスを整える

「KINS WITH デンタルジェル for dogs」は、口腔内の菌バランスに着目して設計されています。歯科治療に注力するKINS WITH 動物病院が開発したメディカルグレード製品です。

わんちゃんに毎日使う歯みがきジェルは安心できるものを選びたい、そんな飼い主さんにもぜひ選んでいただきたいジェルです。

菌ケア、口臭を抑える成分など徹底してお口のケアにこだわっているのはもちろんのこと、飲み込んでも大丈夫な安心成分で作られています。口内環境を整えるためにしっかり磨いてあげたいなら、KINS WITHデンタルジェルを一度試してみましょう。

「デンタル ペレッティー」は極細ノズルで口に注入しやすい

株式会社Nrf2の「デンタル ペレッティー」は、ジェルタイプの犬用口腔ケア製品です。ジェルチューブの先に極細ノズルがついているので、わんちゃんの口にそっと注入しやすくなっています。

もちろんジェルを直接口に注入せず指サックや歯ブラシにつけて、通常の歯みがきのように使って磨いてあげてもOK。無刺激、無香料なのでわんちゃんも嫌がりません。

デンタルペレッティーは2サイズありますので、使用頻度や併用ケアグッズなどに使いやすいサイズを選べます。

「マジックゼオデイリー」はアルカリ電解水とゼオライト使用の歯みがきグッズ

「マジックゼオデイリー」は、株式会社EDOG JAPANが販売する毎日の歯磨きに最適なグッズです。ゼオライトという天然鉱物とアルカリ電解還元水を使用して作られています。

ゼオライトは極限まで小さくし、軟質ですので歯や歯茎を傷めず汚れを吸着。さらに還元水が歯周病菌の増殖を抑えます。歯ブラシや指サックの使用、または直接の塗布でケアできます。

継続して使うと歯周病菌をしっかり押さえて、歯石を剥がしやすい状態に近づけられます。

スプレータイプは広範囲を手軽にケアできる

スプレータイプの口臭ケアグッズは、広範囲を手軽にケアしたい方に便利なアイテムです。犬の口内に直接スプレーしたり、飲み水に数滴加えたり、おもちゃや歯ブラシに吹きかけて使用する方法があります。

有効成分が口の中にまんべんなく広がりやすいため、歯磨きを嫌がる犬でもストレスを感じにくく、取り入れやすいでしょう。配合されている成分によって効果は異なりますが、殺菌作用で口臭の原因菌に働きかけるものや、口内の衛生環境を整える成分が含まれている製品が多く見られます。

ただし、スプレーの音や感触を嫌がる犬もいるため、最初は少量から試すか、おもちゃに吹きかけるなどして徐々に慣れさせてください。日常のケアとして取り入れやすく、続けやすいタイプです。

「K-ブラッシュL」はミスト状でピンポイントにスプレーできる

K-ブラッシュは、株式会社Esupport Intelligenceが提供する犬猫兼用の口腔ケアスプレーです。ミスト状ですからピンポイントにスプレーして、歯肉炎や歯周病を予防できます。

無臭ですが甘みがあり、おやつ感覚で使用できるのでお口を触られたり歯みがきをしたりするのが苦手なわんちゃんにも毎日使いやすいでしょう。

K-ブラッシュのスプレーは、国産ホタテ貝殻を使用した強いアルカリで、除菌・消臭効果に大変優れています。

「ヘルプフォーペット」はミネラルイオン水100％使用の多用途スプレー

「ヘルプフォーペット」は、株式会社サウンドテックが提供する口腔ケアスプレーです。完全無添加還元ミネラルイオン水100％ですので、これ1本で耳掃除や目脂除去など全身、わんちゃんのケアに使用できます。

スプレーとして使用するのがあまり得意でないわんちゃんなら、いつもの飲み水に5プッシュほどしておくと、お水を飲むだけで口内のPhバランスを保てます。

またミネラルイオン水100％ですから、ワンちゃんの周りにも使え、足ふきやおもちゃの除菌、トイレの掃除などにも使えます。

「ハピペット マウスミスト」は汚れを分解洗浄する成分を配合

高光製薬の「ハピペット マウスミスト」は、簡単に口腔ケアを行いたい、わんちゃんのはみがきを負担にしたくない方にぴったりです。

アルカリイオン水、ポリリン酸Na、グリチルリチン酸2kなどの成分が配合されており、汚れを分解洗浄する成分によって口内の衛生環境を整えるサポートをします。またにおいの元へ働きかける植物成分も使用。

口に直接スプレーすることで、有効成分が歯ブラシでは届きにくい部分にも行き渡りやすくなります。水やフードにかける使い方もできるので、はみがきやスプレーをシュッとする感覚が苦手な子にもおすすめです。

「ペットクール ブレスケア」はにおいを吸着するゼオライト配合

「ペットクール ブレスケア」は、株式会社Bellwoodsが提供するスプレータイプの口腔ケアアイテムです。

においを吸着し脱臭する特性があるゼオライト、フラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖など安全で消臭効果が高い成分のみを使用していますので安心してわんちゃんに使えます。

歯磨きが苦手な子はそっとスプレーして、歯磨きが上手な子は歯ブラシにつけて毎日使ってあげましょう。

液体タイプは飲み水に混ぜるだけで簡単口臭ケアが可能

飲み水に混ぜるだけで簡単に口臭ケアができるのが、液体タイプの製品です。口腔内の細菌バランスを整えたり、口臭の原因物質を中和したりする成分が含まれており、特別な手間をかける必要がありません。

毎日の飲み水に加えるだけでよいため、歯磨きやスプレーを嫌がる犬でも無理なく続けやすいのが最大の特長といえるでしょう。ただし、使用する際は規定の量を守ってください。

また、製品によっては風味が付いているものもあり、犬が水を飲みたがらなくなる場合もあるため、無香料や無味のものを選んだり、少量から試したりするとよいでしょう。

「リデンタウォータープラス」は天然植物エキス配合で口内環境を整える

リデンタウォータープラスは、株式会社リトルラボが提供する液体タイプのわんちゃんのためのデンタルケアです。成分は精製水、ユッカシジゲラエキス、ナチュラルミント、ベジタブルグリセリンを使用。無香料、無着色、アルコールフリーな点もわんちゃんに安心ですね。

特別な方法ではなく、飲み水に混ぜるだけで口内環境を整え、口臭の原因菌に働きかけます。

サイズは使用状況などに応じて3種類の大きさから選べます。

「ハノケア マウスクリーナー」はシトラスの香りで毎日無理なくケア

株式会社KPSが提供するハノケア マウスクリーナーは、犬猫兼用の液体口腔ケア製品です。レッドビート抽出液が配合されており、飲み水に混ぜるだけで口臭の原因にアプローチし、口内を清潔に保つサポートをします。

飲み水に入れるだけでよく、簡単ですので日常のケアに取り入れやすいのも魅力です。継続して使えば歯垢や歯石の付着を抑え、口腔の健康を保ちやすくなります。

「歯みがきラクヤーリキッド」は飲み水にプッシュして使える

「歯みがきラクヤーリキッド」は、トーラス株式会社が提供する液体タイプの口臭ケア製品です。

飲み水にプッシュするだけで使用でき、毎日のケアも飼い主さんが無理なく続けられます。無味無臭ですので、お水を飲まなくなる心配はありません。

歯みがきができない子、口臭や口腔のケアが気になっているわんちゃんにもすぐに始められます。

「らくらく飲む歯みがきウォッシュ」は天然フルボ酸を使用で口内菌抑制

「らくらく飲む歯みがきウォッシュ」は、液体タイプの口腔ケア商品です。

わんちゃんの飲み水に数滴加えるだけで、歯みがき効果を得られます。抗菌作用のある天然成分フルボ酸が口内菌の抑制をしっかりサポート。

ミルクフレーバーと無香料があるので、味付きのお水が嫌いな場合にも、わんちゃんの好みに応じて選べます。

犬の口臭ケアグッズを選びやすくなる！タイプ別メリットと注意点

犬の口臭は飼い主さんにとって大きな悩みになりやすいです。においは毎日一緒にいると気になるものですし、わんちゃんは歯垢から歯石になるスピードが早く、歯石になってしまうと獣医師など専門家に頼まないと除去できません。

口臭ケアグッズを使ってみたいと考えている飼い主さんも、多種多様な商品が市場に出回っており、どれを選べばいいか迷うことも少なくありません。

口臭ケアグッズは、歯ブラシやデンタルシートなどの直接ケアするタイプから、ジェルやスプレーなどの補助的ケアをするタイプ、サプリメントやおやつなど食べるタイプまで様々です。愛犬の性格や年齢、口の状態に合わせて最適なものを選びましょう。

また毎日続けないといけないケアですから、飼い主さんの手間も考慮しておくとよいですね。

歯ブラシ・シートタイプは効果的に汚れを除去できる

歯ブラシやシートタイプの口臭ケアグッズは、直接歯垢を物理的に除去できる効果的な方法です。奥歯や歯と歯茎の間の歯周ポケットまで届きやすく、理想的なケアができます。柔らかいブラシを選べば、わんちゃんの口内を傷つけず優しくケアできるでしょう。 

歯磨きシートは指に巻き付けて使用するため、犬により安心感を与えながら歯の表面の汚れを拭き取れます。歯ブラシによるケアよりもハードルが低く、口周りを触られることにあまり慣れていない犬にもおすすめです。

ただし、シートはある程度なら歯の表面の汚れを落とせますが、ブラシとは異なり完全に歯垢を除去するには限界も。

初めて歯みがきを始める際は、いきなり歯ブラシではなく、まずは口周りを触ることに慣れさせていきましょう。歯磨きが苦手な犬には、歯磨きシートで口の中を触り、徐々に歯ブラシに移行していくといったように少しずつステップを踏んでケアしてあげましょう。

ジェル・スプレー・液体タイプで手軽に口腔ケア

ジェル・スプレー・液体タイプの口臭ケアグッズは、歯ブラシやシートに比べて使いやすく、手軽なケアが可能。わんちゃんの日常的なケアを続けやすいでしょう。

ジェルタイプは舐めさせながら、犬が口周りを触られることに少しずつ慣れていく練習にもなります。スプレータイプは、直接口内にシュッとスプレーするだけで簡単にケアできます。爽やかな香りでお口をリフレッシュする効果があり、口が渇きやすい高齢犬にもおすすめです。

もし口内にスプレーされるのを嫌がるわんちゃんなら、おもちゃやごはんに吹きかけて使えるタイプを選ぶとよいでしょう。

液体タイプ（いわゆるマウスウォーター）は、飲み水に混ぜるだけで使えるため、最も手軽にスタートできるマウスケアです。天然成分を豊富に使用したもの、無味無臭で犬猫両方に使える商品も多く見つかります。愛犬の負担にならず、飼い主さんも続けやすい点がうれしいですね。

ジェルやスプレー、液体タイプは、口臭の原因となる細菌の増殖を抑える効果が期待できるものが多いです。そのため、しっかり歯を磨くのが難しいわんちゃんも、少しでも口臭を減らしたり歯垢になるのを防いだりできます。

大切なのは、愛犬の好みに合わせたものを選ぶことです。いくつかのタイプを試してみて、愛犬が嫌がらず続けてくれるものを見つけましょう。

サプリメント・フードタイプで体内からケア

愛犬の口臭ケアは口の中だけでなく、体の内側からケアする方法も効果的です。サプリメントやフードタイプの製品は、体内環境を整え口臭の根本的な原因から改善してくれます。

歯の見た目はきれいなのに、口臭が気になる子には噛むことで歯垢をつきにくくするサプリメントはおすすめ。フードタイプなら毎日取り入れやすいので、継続的なケアができます。

サプリメントやフードは多くの製品に、口臭を抑える効果がある成分が含まれています。もしも便秘や下痢・嘔吐などの内臓疾患が原因で口臭が発生している場合は、消化をサポートする成分や腸内環境を整える成分に注目してください。

とくに胃腸のトラブルには乳酸菌・オリゴ糖・食物繊維・酵素などの、消化をサポートする成分が使われているかチェックしてください。腸内環境を整えて、体内から発生する口臭を抑制する効果があるものを使ってあげましょう。

サプリメントを選ぶ際は品質と安全性に注目してください。サプリメントはVOHC(米国獣医口腔衛生協議会)認定のものがおすすめです。

VOHCの認定商品は歯垢や歯石のコントロールに一定の効果があると認められたものですので、安心して大切なわんちゃんにあげられます。

デンタルおやつ・おもちゃで楽しく口臭予防

歯磨きが嫌いなわんちゃんや遊び好きの子には、歯磨き用のおやつやおもちゃを積極的に活用しましょう。犬の唾液には殺菌・洗浄効果があり、ガムや固いオヤツを噛めば唾液の分泌量が増加し、自然と口内環境が改善されていきます。

ガムやおやつをよく噛むと、歯垢の除去や、歯茎のマッサージ効果が得られるためです。形状が複雑なものや表面に凹凸があるものは、噛んだときに歯と接触する面積が大きいので歯垢を取り除きやすくなっています。

同じように歯磨きおもちゃも、噛むと歯がこすれて、表面の歯垢を取り除く効果があります。なかでもロープ型のおもちゃや表面にブラシ状の突起があるものは除去効果が高くおすすめです。 

ただし、おやつやおもちゃはあくまでも歯ブラシと組み合わせて行うデンタルケアのひとつです。デンタルおやつをあげていれば口臭がなく歯垢ができないわけではありません。

完全なケアとはならないため、他の口臭ケア方法と併用してください。たとえばおもちゃに口腔ケア効果があるスプレーをかけておくなど、簡単にできるものから始めるとよいでしょう。

あなたのわんちゃんはどのタイプ？犬の年齢・性格・口の状態別におすすめのグッズ

愛犬の年齢、性格、口の状態によって最適な口臭ケアグッズは異なります。グッズは、犬の性格・年齢・口臭の原因などに合わせて選ぶのがポイント。犬がストレスなくケアできて、なおかつ飼い主も使いやすいものを選びましょう。

子犬や若い犬の場合は、まずは口周りを触る練習から始め、徐々に歯ブラシやシートでの本格的なケアに移行するのがおすすめ。この段階で口腔ケアに慣れてもらっておくと、将来の歯周病予防に役立ちます。子犬専用の小さめの歯ブラシや柔らかい素材のものを選びましょう。

成犬の場合は、すでに歯垢や歯石が付着している可能性があるため、より効果的なケア方法が必要です。犬は食後6〜8時間後には歯垢が付き始め、3日で歯石に変わると言われています。

歯石になってしまうスピードが大変早いですから、歯ブラシでの直接ケアと、ジェルやスプレーなどの補助的なケア、さらにデンタルおやつなどを組み合わせてケアしてください。 少しずつ試してわんちゃんが気に入ったものを続けていきましょう。

高齢犬の場合は、活動量が減って水を飲む量も減りますし、代謝が悪くなって唾液の分泌量も低下するため歯垢がさらに付きやすくなります。液体タイプやスプレータイプなど、口内の乾燥を防ぎ、水分を補給できるケアグッズが適しています。

また歯自体が弱くなっている可能性もあるため、デンタルおやつは柔らかめのものを選んであげてください。

すでに口臭や歯周病のトラブルを抱えているなら、獣医師の診断を受けて治療してください。専門的なケアと並行して、家庭でのデイリーケアグッズも獣医師の指導を受けて選んだほうがよいでしょう。

グッズ選びは成分の安全性と愛犬の好みが決め手

愛犬の口臭ケアグッズは、安全性と継続のしやすさを第一に選びましょう。口臭ケアグッズは、自然由来成分配合のものがやはり安心でおすすめ。

歯磨きペーストなどには、殺菌成分を含むものがありますが、犬は人間のようにうがいをして歯磨きペーストを吐き出せません。体内に摂取しても安全な成分で作られた製品を選んでください。

イソジンのように人間にとって馴染みのある殺菌成分でも、犬が口にするとアレルギー・胃腸のトラブルなど体の不調に繋がる恐れがあります。ペット専用の製品を使用し、不明な点は獣医師に相談してください。

口臭ケアグッズは犬が喜ぶ味・香りがついたタイプも多いので、わんちゃんの好みのものをチェックしましょう。歯磨きシートやジェル、スプレー、サプリメントなどは様々な味や香りが展開されています。 

犬によって好みは異なるため、チーズやレバー、チキン味などフードに近い味や甘いバニラ風味のほか、香りもミント、アップルなどさまざまです。好みの味や香りなら、手入れを嫌がりません。味や香りがあるものが嫌いなわんちゃんなら、無味・無香料タイプも選択肢として検討してみましょう。

継続的なケアができるように、飼い主自身が無理なく続けられる方法かどうかもチェックしておきます。最適な口臭ケア方法は一つではありません。グッズはこれだけと限定せず、喜びそうなものを色々と取り入れていきましょう。

愛犬の口臭は放置してはだめ！原因とリスク

単なる生理現象と思われがちな愛犬の口臭は、歯周病や内臓疾患といった重大な健康問題のサインかもしれません。犬の口臭の原因として最も多いのが口内環境の悪化、特に歯周病です。

実はにおいのタイプによって、口臭の原因を推測できます。わんちゃんのにおいによって緊急性が高くないかを確認してみてください。

ケアしてもどうしてもにおいが改善されないなら、動物病院を受診する必要があります。

歯周病の進行状況に応じたにおいのタイプと歯周病以外のにおいの元

歯周病が原因の口臭には特徴があります。歯周病の進行度により口臭のタイプが変化していくといわれています。

歯周病が進行してしまうと以下のような症状を引き起こします。

歯周病のにおいかも？と思ったら、できるだけ早い段階で治療を受けてください。

口腔内に悪性腫瘍ができた場合は、口腔粘膜や歯肉だけでなく骨組織までもが破壊されるため、歯周病と同様の腐敗臭を放つことがあります。口腔内の腫瘍は、口臭以外にも口周りの痛みや食欲低下、食べこぼしが目立つといった症状も見られます。

乾燥も口臭の原因となります。開口呼吸が多い場合、口の中が乾いて唾液が濃縮され、粘り気のある唾液に変化して生臭さや魚臭さを感じる口臭が発生します。

夏場の体温調節や鼻炎による開口呼吸が増えると、わんちゃんの口が臭いと感じやすくなるのです。

内臓疾患が原因となるにおいは特徴的なものが多い

犬の口臭は内臓疾患が原因となることもあります。特徴的なのが腎臓や肝臓の疾患による口臭です。

腎臓や肝臓は体内の老廃物を代謝・排泄する重要な臓器で、異常があると本来排泄されるはずの老廃物が毒素として体内に蓄積します。毒素にはアンモニアが含まれるため、口からアンモニア臭のような刺激臭が生じます。

他には、胃炎などで胃の状態が悪化すると胃酸の分泌が過多になり、口から酸っぱい臭いがすることがあります。胃腸炎が口臭の原因となっている場合、嘔吐や食欲不振などの症状を伴う場合が多く、中毒や感染症などが原因として疑われます。

アンモニア臭や、酸っぱいにおいがしたら獣医さんにまずは相談してください。

愛犬の口臭やケアグッズに関するQ＆A

わんちゃんの口臭ケアをしていても「がんばってケアしているけどこの方法で合っているの？」「もっと早く改善してあげたい。」などたくさんのことが気になっていませんか？

口臭ケアに関してよくある疑問を解決しておきましょう。これからケアを始める方にもきっと役立ちますよ。

歯石を取ってもらったのにまだ臭い気がしますが？

歯石取りをしたのにまだ口臭があるなら、臭いの原因は歯石ではなく歯周病や内臓疾患などかもしれません。

臭いのもとが、歯茎やその根っこの部分にあり、歯周病が進行している状態であれば歯石をとっても臭いは残ります。

初めての歯ブラシはどんなものを選ぶとよい？

今まであまりお口の周りを触っていなければ、まずはジェルタイプのケア用品などで触るのに慣れる練習を少しずつしていきましょう。

次に指サックやデンタルシートを使います。デンタルシートや指サックは飼い主さんの指につけて使いますので、指にフィットしやすいもの、またわんちゃんが噛んでも簡単にはちぎれない素材のものを選んでください。

歯ブラシでの歯みがきを行う場合には、持ち手やブラシ部分が柔らかめでコンパクトなものを選びましょう。また毛先の柔らかさは歯周病があるわんちゃんなら、状態によって最適なものが異なるケースもあるので担当の獣医師に相談してください。

動物病院での歯科処置と自宅ケアの使い分けは？

歯石ができてしまった場合、歯磨きでは取れないため、動物病院でのスケーリング（歯石除去）が必要になります。歯石除去の方法は基本的に「動物病院で全身麻酔をして歯石除去の手術をする」しかありません。

無麻酔での歯石除去を行う場所もありますが、犬に苦痛を伴うことや事故のリスクがあるため、推奨されていないので気を付けましょう。麻酔のほうがかわいそうと考えてしまう飼い主さんも多いのですが、無麻酔での歯石除去で取り切れていないと最終的に歯周病になってしまいます。

動物病院での治療後に、自宅でしっかりデンタルケアしましょう。歯石除去をした後に歯磨きをして歯石が付かないように毎日のケアをしなければ、3ヶ月後には元通りになってしまいます。

口臭ケアグッズ（歯ブラシ、歯磨きジェル、シート、サプリメントなど）を、愛犬の性格や年齢、口臭の原因に合わせて選んでください。

まとめ：愛犬に合った口臭ケアで健康な口内環境を維持しよう

愛犬の口臭ケアは、全身の健康を守るためにも毎日の習慣にしていきましょう。放置すると口臭だけでなく、歯の喪失や全身の健康問題につながる可能性があるため、適切なケアが欠かせません。

効果的な口臭ケアには、愛犬の性格や年齢、口臭の原因に合わせた方法を選んであげてください。歯ブラシでのケアが理想的ですが、難しい場合は歯磨きシート、サプリメント、液体タイプの口臭ケアグッズなど、様々な製品を組み合わせるのも効果が高いです。

健康な犬の口は本来無臭であり、口臭がある場合は何らかの原因が潜んでいます。そのため、対策を行っても口臭が改善しない場合は、必ず動物病院を受診してください。

愛犬とのスキンシップを楽しみながら、健康のバロメーターとして口臭チェックを心がけ、健康な口内環境を維持しましょう。